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精子提供者・ドナー ボランティア例2

​ このページでは、ボランティア例として、実在する精子提供者について具体的にご説明しております。

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精液の検査結果

 ドナーの精液検査結果の一例です。

 ドナーにより検査機関・書式が異なることがあるため、面談にて個別にご確認ください。


 こちらのレポートの見方、つまり説明では、男性不妊の専門医から次のコメントをいただいています。

  • 結果は十分に妊娠可能といえます。

  • 異常もありません。

  • いずれの値も基準を十分に上回っていて、再検査を必要としません。

 おおよその値は、次のとおりです。

  • 精液量 約5ml

  • 精子濃度 約9500万/ml

  • 参考値: 総精子数=5ml×9500万/ml=4億7500万

  • 運動率 約85%

  • 正常形態率 約95%

 また、こちらのレポートはウェブ上で公開されている精液検査結果のなかでも、検査項目が多岐にわたる詳しいものです。

 その理由は、精子バンク機関で依頼者様の安心を重視し、検査を実施する医院選びに努めているためです。

 より信頼性の高い、検査結果となります。

 精子バンク機関では、真剣に子どもを産みたい方々に対して、客観的な証明書とともに、誠実な対応を心掛けております。

 なお、正確な数値公開は、医療関係者を通じて登録ドナーの特定につながり得ます。

 そのため、面談にてご確認ください。

 ドナーの方と同様に、依頼者様の個人情報も、大切にお守りしております。

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精液の検査結果_2

(ドナーによるコメント)

 

 精子の正常形態率を含めて、精子の質が高ければ、流産率は低いと聞きます。

 それだけでなく、子どもが、障害やそれに近い症状を持つことも、少ないとも聞きます。

 (正常形態率= 100-奇形率= 93% として計算)

 また、精液量は大体5~7mlです。これは、採精後のシリンダーの目盛でも、ご確認できます。

 一度の提供で、より多くの精液を得られます。

 (参考値: 総精子数= 5~7ml × 9500万/ml=4億7500万~6億6500万)

 

 そのことで、遠方から依頼される方も少ない提供回数で妊娠できるなら、良いことですね。

 交通費のご負担を、減らせます。


 加えて、妊娠を可能とする排卵日は、おおよそ月に一回です。

 その貴重なタイミングを十分生かすために、連日提供なら、1提供当たりの精子数は重要といえます。

 総精子数が多ければ、年齢や健康状態などで妊娠力に少し不安のある女性でも、妊娠できる限られた期間を、最大限に生かせることと思います。

 依頼者様からのご希望がなければ、精液検査のためのサプリメントなどは基本的に飲んでおりません。

 したがって、サプリメント実費は不要です。同様に、漢方薬や血行改善剤などの実費もご不要です。​

 ただ、病院での説明用紙によると、『精子の運動性や濃度は体調などで大きく変わる』とのこと。

 あまり無理なスケジュールは、組まないように気を付けております。

 気になることは、遺伝子などの影響で無精子症である旦那様が、どういう思いでこの検査結果を眺めるのだろうということです。
 控えめに、お役に立てればと感じております。

 

精液の検査結果_3

 精液検査の結果値は、おおよそ次のとおりです。

  • 精液全体の高速直進運動精子数: 40,000万(4億)

    • ​単純な比較として、特に良い値とされる7,000万の5倍以上です。

    • 外部の精子バンク様における精液検査値と比較する際、参考としてください。

  • ​WHOの基準値: 900万以上

  • 日本人の平均: 5,000~15,000万

  • 産婦人科における特によい値: 7,000万を超える値

 

 こちらのドナーをご希望の方は、精液検査値が上記のとおり間違いないことを、面談にて証明書や本人確認書類とともにご確認いただけます。

 なお、上記の精液検査値は、依頼者様とご相談してサプリメントを1か月間使用したものです。

 その結果、統計に基づく「実年齢から見込める体外受精の分娩率(出産率)」が10%であったのに対し、産婦人科にて「30~40%で見込める」との言葉をいただきました。

 その方は、卵巣年齢が実年齢相応との診断を受けていたので、精子バンク機関では、大部分の女性でも再現できると考えております。喜ばしいご報告です。

 こちらの精液検査の結果画像は、しばらく期間を置いてから個人情報等を伏せて掲載いたします。

 なぜなら、この結果値は体外受精のために精子提供したものだからです。

 つまり、この結果用紙画像をそのまま掲載すると、その産婦人科の医療従事者を介して依頼者様の特定につながる恐れがあるからです。

 具体的には、精液検査結果を説明する医師や、その結果用紙を保管する従業員がこの画像を見た場合に、精子バンク機関ドナーの精子を用いたことが分かります。

 さて、検査結果では主に次の値が重視されます。

  • 高速直進運動精子数

  • 精液量

  • 精子濃度

  • 白血球

  • SMI

 それぞれ、WHOが提唱している値を正常下限値としています。

 特に産婦人科で重視される「精液全体の高速直進運動精子数」は、次の式で算定されます。

精液全体の高速直進運動精子数= 精液量(ml) ×精子濃度(/ml) ×高速直進運動精子率(%)
 

 なお、この値が7,000万を超えるかSMI(精子自動性指数)が300を超える方は特によいです。その方は、人工授精(AIH)が不要となります。
 言い換えれば、精液所見が優れていて、かつ、一般に夫婦間で行われるタイミング法(性交渉)で妊娠しないなら、精子が少ない場合の治療であるAIHは適さないということです。

参考資料)産婦人科クリニック さくら >HOME » 赤ちゃんを望んでいる方へ » 男性不妊検査

 精液の質がどのように重要であるかは、次の引用文をご覧ください。

はじめに~「精子の旅」

 

 受精は卵子一個と精子一匹の間で成立します。しかし実際に精子が卵子と受精するためには、卵子一個に対し精子100匹程度という割合が必要となります。

 これは卵子を取り囲む卵丘細胞を溶かして卵子内に侵入するまでには多数の精子による共同作業が必要なためです。

 一度に射出される精子は数千万匹におよびますが、卵管に到達して受精に携わる精子はほんの一部に過ぎません。

 膣内に射出された精子は膣~子宮頸管から子宮内腔を通って卵管に入り、最終的に卵管膨大部において卵子を出迎えますが、ここまでのプロセスにはいくつかの関門が待ち受けており、精子のサバイバルが行われるからです。

 第1のハードルが「膣」です。膣内は細菌の繁殖を抑えるために酸性に保たれています。

 しかしこれは精子にとっては適さない環境であり、いち早く子宮内に待避しなければ生存できません。

 さらに膣は長さにして6~10センチあり、内腔は細かいヒダ状の構造になっているため、精子にとっては大変広いスペースとなり、子宮口に到達できずに死滅する精子も多いのです。


 第2のハードルが膣内に突出した子宮膣部から子宮内に至る通過管である「子宮頸管」です。

 距離にしておよそ2.5センチのトンネルには粘液が満たされており、細菌の侵入を防ぎます。排卵前後になると頸管腺より透明で粘性に富む「子宮頸管粘液」が分泌されます。

 精子はいわば魚であるため、液体内しか移動できません。射精された時点で精漿と呼ばれる体液内に存在する精子は頸管粘液に泳ぎ渡る必要があるのです。

 この粘液が少なく硬い時には精子はその中を泳いで子宮内に至ることができません。


 第3のハードルは子宮から卵管への道のりです。

 子宮頸管の狭いトンネルを抜けた先は「子宮内腔」の広いスペースとなります。

 卵管に至る卵管開口部は狭いので、ここからうまく卵管内に出られるかは運次第です。

 このようにして、射精された精子は卵子に出会うまでに数十万~百万分の1程に減少してしまうのです。

参考資料)不妊不育治療センター ASUKAレディースクリニック

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